ふるさと納税で日本を元気に!~野田市~
野菜の歯ごたえをしっかり残し、甘しょっぱい醤油の味がご飯にピッタリ!何杯でも食べられそうです。
野田のお漬物と言ったら「坂倉のおり漬!!」と言うくらい野田では有名なお漬物屋さんです。
創業は1717年、300年以上受け継いだ味を守ってきました。時は享保二年、八代将軍吉宗の時代です。
下総野田の名主「坂倉文左エ門」は当時すでに特産物だった醤油をもとに採れたばかりの新鮮な野菜を漬け込むことを考えました。最初はなかなか思った味にならず、試行錯誤の果て晩年にようやく思い通りの味が出来上がったと言うことです。文左エ門の漬物はたいそう評判になり、江戸庶民の舌を大いに楽しませたと伝えられているそうです。(坂倉味噌醤油パンフレット故郷百撰より)その文左エ門の味は改良されながら受け継がれ今も人々に愛され続けています。
きゅうりのおり漬
色ほど塩辛くないのがおり漬の美味しいところ。厚く切ってバリボリいただくもよし、
薄切にしてパリポリいただくのもおいしいです!
おり漬の「おり」って何でしょう?「ひしほ」って何でしょう?では「たまり醤油」とは?
食べているときには何にも考えずにいただいていましたが、記事を書こうとしてわからないことばかり。
そこで「味噌」「醤油」について少し調べてみました。
そもそも味噌と醤油の関係を見ると、味噌を造る時できるうわずみの液体がたまり醤油といって醤油の原型だということです。ということは味噌は醤油のお母さんみたいなものかもしれません。トロッと濃厚で濃い色が特徴です。ひしほは醤油を絞って漉す前の原材料や糀が発酵して柔らかくなったものが混ざっている状態の物です。いただいたひしほを白いご飯と食べてみました。柔らかくなった大豆や麦と糀の香りが美味しくておかずなしでもご飯を2杯も平らげてしまったほどです。
「おり」というのは絞った醤油を静かに置いておくと漉しきれなかった物が沈殿したものです。
捨ててしまわず根菜や季節の野菜を漬けて食べるという先人たちの生活の知恵ですね。
ひしほで2杯は軽く食べられちゃいます!発酵食品ブームですが理屈抜きでおいしい!!
坂倉さんの店先には一度食べたら癖になる美味しいお漬物が色とりどりに並んでいます。
どれを見ても熟成と発酵の賜物。日本に生まれてよかった~と思う瞬間です。
私が特に気に入ってお薦めしたいのが「川中島溜醤油」です。こくがあって、甘味があって、本当に美味しいお醤油です。お刺身に合うよ~っと女将さんに言われましたが、なかなかお刺身を食べる機会もなく、鰻好きの親のために「さんま」で蒲焼をつくってみました。みりんと川中島溜醤油だけでたれを作りからめましたが、親には美味しい、美味しいと大好評! 雰囲気のある陶器の一升瓶もお洒落です。
野田の醤油は甲斐の武田信玄に納められていたと伝わるほど歴史は古く、「川中島」という名もその名残だそうです。色は濃いですが塩辛さは優しいです。煮物にもつけ醤油にもぜひお使いください。
坂倉さんイチオシの溜醤油「川中島」
トロッとしたコクとまろやかな醤油の香りがたまりません。
お刺身に、きんぴらに、照り焼きにぜひお試しください!
左:女将さん(坂倉暁子さん)右:スタッフの安蒜(あんびる)さん
「私たちが自信をもってご提供します!」
坂倉さんのこだわりは?とお聞きすると「昔の味を変えないで守っていくということ」と答えて下さいました。それは製法にこだわり、材料にこだわり、作りだす心にこだわるということだと思います。
お味噌や醤油は熟成期間があるため製造に時間がかかります。発酵食品なので温度管理も重要です。
手間暇かけたものだから、美味しく使って、楽しく召し上がってくださいね~。
おり漬詰合せ
おり漬・鉄砲漬・ひしほ・楽京・お好み合わせ
お漬物セット(故郷セット)
おり漬・ひしほ・鉄砲漬・楽京・溜醤油・赤白みそ・梅干
お漬物セットと川中島溜醤油 1升(1本)
おり漬・鉄砲漬・みそ漬け・楽京・ひしほ・溜醤油
【提供元 坂倉味噌醤油株式会社】
千葉県野田市野田608
TEL:04-7123-3131
FAX:04-7122-5833
【野田市ふるさと納税に関するお問い合わせ先】
野田市ふるさと寄附金事務局
TEL. 050-3786-7585
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